日子流とは──
稀代の武道家、田中光四郎が長年の研鑽の末にまとめあげた武術です。
田中光四郎の故郷である福岡県に「英彦(ヒコ)山」という修験山があります。
山形の羽黒山、奈良の大峰山とともに日本の三大修験場の一つに挙げられる霊山で、古くは「日子山」とも呼ばれていました。
この「日子山」が流派の名の由来です。
日子流は、素手の体術に加え剣術・短刀術などを豊かに含んだ総合武術で、古武道の身体操作と現代的な実用性を兼ね備え、その応用範囲の広さと、対照的に意外なほどの原理のシンプルさが特徴です。
シンプルだからこそ実用的であり、実用的だからこそ魅力にあふれています。
また稽古を通じて無駄をそぎ落とし、自らを磨き上げてゆく過程は発見の感動と達成感の連続です。
この素晴らしい体系に触れ、一緒に現代のサムライを目指してみませんか?